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 近畿支部会報 2013年3月春号  


近畿支部長
 

今年は何時までも寒い日が続いていますが、やっと梅便りも聞かれるようになりました。そして、3月11日の東日本大震災から2年が経とうとしています。
最近、東北から2通の便りを頂きました。1通はピースセクレタリーのTさんから、写真と被災地支援活動の報告(大震災が起こってから、2012年末の餅付きまで)です。それを読みながら、Tさんは何と大きな働きをされているかと、改めて感じました。Tさんは活動の時に、後援者にサーバスの名前を使うことを、又、活動の場にサーバスの旗を掲げる事に、とても意を用いて下さっています。もちろん、日本サーバスからの義援金がその役に立っている事は事実ですが、どれだけのサポートが出来ているのか、気恥ずかしい思いでした。
もう1通は東北支部事務局長のM様からです。いつもはメール連絡なのに、何かなと中を見ると、震災後日本に帰化されたドナルド・キーンさんの読売新聞への寄稿のコピーが入っていました。ドナルド・キーンさんは、「トップが互助を示せ」という題で、東日本大震災で東北はあれだけの被害を受けたのに、今では顧みられていない事を、歯がゆく指摘されていました。そして、Mさんの便りの片隅に、東北支部会報でのお願い、手芸グループへ「布、和服生地、昔の布団の側生地、毛糸」を送ることへの依頼が書き添えられていました。
こんな便りを見ていると、歯がゆい思いをされているのは、1人ドナルド・キーンさんだけではないと思えました。私を省みても、全く「去る者は日々に疎し」に漏れず、2年前の衝撃が薄らいでいます。もちろん、忘れる事には、近しい人の死等、月日が経ち、受けた痛手が癒される良い面もありますが、忘れてはならないものも忘れていくのが人間です。それで、3月11日を震災を心に想う日として、日本サーバス被災者支援プロジェクトへ送金する日にしようかと思っているこの頃です


今回の会報は、次の内容でお届けします。(項目はクイックすればページにジャンプします。)


1、例会報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・支部長

2 、トラベラー報告・・・・・・・・・・・・・・・フランスの風に吹かれて   京都市 S.Y

北海道雪祭り      京都市 H.T

3、トラベラー受け入れ報告・・・韓国の兄妹を受け入れて  和泉市 A.K

交野市 S.S  songさんからのメール

4、会員交流「北から南から」・・・・臨時例会―Sさんを尋ねる・・・参加者

5、お知らせとお願い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・支部長