あけましておめでとうございます。　　
　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　近畿支部長  

昨年は日本サーバス創立５０年というサーバスにとって記念すべき年でした。近畿支部はその記念すべき年に国内会議の当番支部となり、京都で国内会議を行ないました。国内会議や懇親会が５０周年にふさわしくなるように、支部会員が協力して準備しました。台湾や韓国サーバスからのお客さまもあり、そのホームステイや観光案内等にも、心を注ぎました。会議後、参加された皆さんからは、「良かった」という感想を頂き、近畿支部としては嬉しい事でした。

夏には、支部の学生会員、Iさんがサーバスユースの国際会議に参加される事になり、彼女を励ますために、支部でカンパに取り組みました。日本サーバスから、サーバスユース会議への参加は彼女が初めてでした。彼女は元気に会議に参加され、世界のあちらこちらにサーバスの友達を得、内容的にも多くの事を学ばれました。彼女は、今、卒業後の就職に向けて等で忙しくしていられますが、年末アンケートには、「今年度はサーバスの国際ユース会議に参加させていただく機会を与えてくださり、本当にありがとうご ざいました。」と書かれています。

本年は東日本大震災で被災された方、とりわけ、原子力発電の影響を受けられた福島の方を近畿に迎えようという計画があります。これはとても大きな事で、正直「支部にはその力があります」とは言い切れない現状ですが、被災された方々が、どんなに大変な日々をお過ごしかという事に思いを馳せ、支部会員の力を結集して、お迎え出来る状況が作れたらと願っています。

サーバスの柱であるサーバス旅行、トラベラーの受け入れによる「人とのコミュニケーションを通じて世界平和を」に加え、皆が手を取り合い、近畿支部らしい活動が出来る事を願ってやみません。