近畿支部会報2012年11月秋深き号
日に日に紅葉が美しくなり、秋の日本を楽しめる今日この頃ですね。 さて、東日本大震災後1年8カ月が経ち、テレビでも被災地の現状、その後の復興、被災された方の生活等がよく報道されています。そんな折、東日本大震災に関係して活躍された支部会員の方から報告が頂けました。私たちも改めて東日本震災について考えたく思い、東海北陸支部のK様にも、お願いして記事を寄せて頂きました。原子力発電所の事、一瞬の内に運命が変わってしまった人々の事、除染の為にはぎ取られた行き場のない大量の土や木々等の現状を見るにつけ、この震災は大変なものである事を改めて感じます。1986年のチェルノブイリ事故後、現地近くでは甲状腺癌、心臓の病、障害児の出産が増えています。スコットランドでは放射能汚染のために羊が殺され、遠く離れたアメリカにても癌患者が増えているとの事です。今夏訪れたポーランドでも、東日本大震災以来放射線量が増えていると言われていました。K様が被災地支援で東北に行かれて近畿の方とお会いになると、距離感を感じると言われていました。私も震災が起こった年に東京へ行って、節電のために暗い電車等、関西とは非常に違う事を実感しました。被災地から距離を持って生きている私たち、直ぐには行動出来なくても、心の中に東日本大震災を持ち続けたいものです。そして、今回寄せて下さったWさんの報告「福島の子供さんを預かって」という事については、私たちにも何か出来ないかを、支部の役員会でも考えてみたいと思います。会員の皆様もどんな意見でも良いですので、感じられた事、考えられた事を支部長まで寄せて頂けたら、非常に嬉しいです。Kさんの「ふくしま再生の会」についても心を寄せましょう。 今回の会報は次の内容でお届けします。。 2・ 改めて東日本大震災を想う
3・ トラベル報告
4・ トラベラー受け入れ報告・・・・・・米国、加州からのお客さん 東大阪市 M.T |
---|