ベルギーとルクセンブルグのサーバス事情について

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ベルギーとルクセンブルグのサーバス事情について

2007年11月 日本サーバス 会長 西山 正廣

ベルギーはオランダとフランスの間に挟まれ、面積は日本の12分の1という小さな国です。人口も1000万人ほどですがサーバス会員は315人もいます! そしてその南側にこれまた小さな、小さな国があります。ルクセンブルグです。神奈川県ほどの大きさで人口は46万人、でも9名の会員がいます。

この二つの国はとても仲がよく、リストも一緒に発行しています。両国は昨年に引き続き今年も「もっとあなたを理解したいです」というテーマの下、9月23日(日)にウォーキング&ピクニックを実施しました。合わせて70名ほどの会員が集まったのは、ベルギーの首都ブラッセルの南にあたるWalloniaという町でした。あまり有名ではありませんが、なかなか美しい町で、70名の参加者は口をそろえて「ベルギーにこんなに魅力的な町があったのか!」と感嘆することしきりでした。
彼らはここでピクニックを楽しんだ後、「サーバス青年の集い」、「サーバス国際本部青年部の出したCD」、「国際本部の最近の動き」などについて話し合いました。その後、集まった人たち同士でアドレスの交換をして互いに訪問しあう約束をしたり、来年の集まりを決めたりしました。 主催者のRita Dessauvage会長は、世話役のモニカさんとジーン・ピエールさんのご苦労をねぎらうと共に、「こういった和やかで 形式張らない集まりは本当に良いですね。費用はあまりかからないし仲間作りや交流はできるし、これからもずっと続けたいです」と言われました。 互いに初対面の方が多く、言葉もフランス語、フレミッシュ語、英語などの飛び交う交流でしたが、参加した人たちは「言葉は問題じゃないよ、互いにサーバスの仲間だから言葉で通じなくても心で通じるさ」と言って楽しく過ごしました。


世界的に見た場合、サーバスの会員は次第に減少する傾向にあるようですが、このように近隣国の会員同士が肩肘張らずに交流することは非常に意味のあることだと思います。九州支部では韓国チェジュド(済州島)支部との交流を始めようとされていますが、正にこのような試みではないでしょうか? それぞれの支部でこのような交流がなされるならば、それが会員の増強にも繋がるかもしれませんね。

 

 


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