第29回 日本サーバス国内会議レポート

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第29回 国内会議レポート

2007年4月 日本サーバス会長 西山 正廣

日本サーバスには7つの支部があり、合わせて300名以上の会員がいます。 それぞれの支部では会員たちが外国からのゲストを 迎えたり、自分たちが外国の会員の家を訪問したりすると共に、定期的に支部会や集まりを持ち、話し合いや親睦会などを開いています。 そして年一回、だいたい3月下旬に代表者が集まって国内会議をします。
国内会議は関東と関西のいずれかで開きますが、今年は関東でした。3月に行われたので少々遅すぎる感じもしますが、そこでどのような話し合いがあったのか、かいつまんでご紹介しましょう。
今年は29回目にあたり、東京都大田区生活センターで3月17日と18日の2日間、各支部から30名ほどの代表者が集まって行われました。 第1日目は会長の挨拶の後、ピースセクレタリー、ホストリスト・コーディネーター、続いてIT担当者の報告がありました。(ピースセクレタリー他の役職については下記の説明をご参照ください)
その後本部会計担当による報告があり、まず決算報告の後、新年度の予算案が発表され、それについて質疑応答がありました。 
それから議事に移り、日本サーバスのホームページを改良すること、ホストリストの改良、LOI(Letter Of Introduction)というサーバス独特の紹介状を発行する前に行う面接の方法などが話し合われました。 こうして少しずつですが日本サーバスの内容が改善されていくのは嬉しいことです。
第2日目には、先ず各支部からの活動報告および計画が発表されました。 他人の振り見て我が振り直せ、という諺があるように、他支部の活動には自分たちの活動にとって参考になることがあります。 外国から来たトラベラーを会員宅にホームステイさせるのは良いとして、これを非会員に紹介することは如何?という議題もありました。 お互いに好意ですることですから問題ないように思われますが、万が一その人が事故・事件に巻き込まれてしまったらどうなるか、というような意見も出てきました。 
サーバスの旗を自分の家の玄関に掲げておくと、やって来たトラベラーが喜ぶ、という意見が出て、それは良いアイディアだ、旗以外でも良いから工夫してみよう、ということになりました。 
また、「サーバス」という国際組織を立ち上げた人々が高齢化しているので、今のうちにそれらのパイオニアに会って話を聞き、それをDVDにしたいという計画が一会員から出され、その方は現在それを作成中です。 やがて完成の暁には日本サーバスのホームページで見られるようになるはずです。
サーバス国際本部には「開発事業部」という部門があり、そこでは途上国におけるサーバス活動を支援しています。 部門独自の予算もありますが、その事業を進めるために広く募金を募っています。 私たちは会議の場で募金し、それを開発事業部に送りました。 ささやかではありますが、それが途上国の活動を高めるために少しでも役立つなら嬉しいことです。
2日間の会議の最後に、初めて参加された方の感想を聞きました。 「ボランティアの団体だから少々いい加減な面がないか危惧していたが、皆さんとても真剣に討議に加わっておられ感心した」「全体のことがわかって良かった」などという感想が述べられました。
来年度の国内会議は3月29日、30日に京都で開かれることになりました。 サーバスは世界120カ国以上にあり、国際連合によってNGOとして認定されています。 その目的は、互いに訪問しホームステイすることによって理解しあい、ひいては世界平和に貢献しようということです。 日本サーバスには7つの支部があり、それぞれに支部長がいます。 このレポートを読まれてサーバスの活動に興味をもたれた方はぜひご連絡ください。日本サーバスはいつでも皆様のご参加をお待ちしています。 このホームページの一番下にお問い合わせの欄がありますのでご利用ください。
「ピースセクレタリー」と「ホストリスト・コーディネーター」について説明しましょう。 「ピースセクレタリー」は平和活動を進める担当者です。 かつて第2次世界大戦後、ヨーロッパの青年有志が二度と戦争を繰り返さないとの固い決意で始めたのが「サーバス」の源流になっています。 彼らは始め「ピースビルダーズ」つまり「平和を築く人々」と呼ばれるグループでした。 それ以来、「平和を願う精神」は、脈々として受け継がれています。 ピースセクレタリーは世界のどのサーバスにもあり盛んに活動を続けています。 「ホストリスト・コーディネーター」は「会員名簿管理係り」です。 自分の国の名簿を管理するばかりでなく、国際本部ならびに世界各国の担当者と連絡を取り、互いに受け入れ・訪問がうまくいくように努力しています。また、サーバス会員が外国に行く場合、かならず携帯するのがLOIという紹介状です。これはいわばサーバスが発行するパスポートです。それを提示して相手(外国人家庭)に受け入れられてはじめてホームステイをすることができるわけです。